西日本豪雨の対応について

6月下旬から降り続いた西日本豪雨により、甚大な被害が出ております地域の皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。

まず、当社需要家様につきましては電気に関するご質問やお問合せは当社でも受け付けております。現状の回復につきましては中部電力、四国電力が当たっております。

状況については経済産業省のTwitterで随時開示されおります。

ご参照ください。

みなさまのご無事と一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

 

 

下がりにくい業種と下がりやすい業種がありますから

新電力で電気料金を下げるには、結構下がりやすい業種とあんまり下がらない業種、全然ダメな業種と実質3種類あります。
まず全然ダメな業種。例えばデータセンター。例えば冷凍倉庫。例えば電気炉を使っている工場。です。
データセンターと冷凍倉庫は24時間一定に電気を使っています。新電力は使っていない分の基本料金のようなものをマイナスして(小刻みに清算して)電気代全体を下げる仕組みですから、24時間一定に使っていて、隙間が無い業種は下がらないのです。それ以外にも24時間ほぼ一定に電気を消費する仕事はダメでしょう。
電気炉を使った工場はそもそも契約の形態が異なります。これは周知の事実ですが、工場用の電気は安いので下がりません。
じゃあどんな業種が適しているのでしょうか?
まず、夜やっていない、または夜しかやっていない。きっちり土日を休む。時間どおりに運営されている。ような業種です。例えば学校、同じように学習塾。オフィスビル。ただこれらは総量としてあまり多くありません。なので削減額はそんな大きくならないかもしれませんが、それでも削減率は大きな業種と言えます。
次回はこれの続き。

どのくらい安くなるかその2

どのくらい安くなるか?それはいまどのくらいのレベルなのか。が大切ですし、前回書いているように、どう使っているかによっても変わります。このサイトでもどのくらい安くなるかシュミレーターを設置したくてたまりません。たぶん近々設置しますね。ただし、低圧はどのくらいになるかわかりません。現在もすでにそんなこと言っているサイトがあったりしますが、どうやっているか不明です。だって正直新電力会社でもメニューができているところは少ないでしょう。
で、確認のどのくらい下がるかですが、
高圧2種というメニューの方はあまり下がりません。でも、早まってはいけません。ちょっと待って。高圧2種というのは相当使っている会社です。月額300万から1000万とか。仮に2%しか下がらないしましょう。1000万で20万。年間240万です。そのくらいなら別にいいや、という会社様は仕方ありませんが、これ税引前にそのまま反映できます。利益がそのままでよければ社長の役員報酬これだけアップできます。経費にすれば、ベンツくらいは買えます。逆を言えば高圧2種で現在契約されている会社様は2%から3%下げられる新電力をお探しください。

どのくらいやすくなるか?

このサイトのテーマは「電気は安くなる」です。これは2016年4月に施工される電気の自由化による恩恵?です。なんで?がつくかというと、正直安くなるケースと安くならないケースがあるから、微妙なんです。そんなザックリした説明では、このサイトはうそつきサイトになりますから、もうちょっと解説を。
ご存知のように現在でも「高圧」と言われる電気は自由化されています。これは500kwh以上の契約ですから一般に事務所や店舗、商業施設などの大きなものをで仕事をしているところと考えてください。これがどのくらい安くなっているか?で新電力会社のやり方(これは後日)が試させるわけです。
電力料金は基本料金+使った分です。それでは基本料金はどうなっているかというと、だいたいMAXで契約します。だってそうしないと全部オンしたらブレーカー(高圧がブレーカーかは知りませんが)上がりますから。つまり500kwをずーーーーと使い続ける契約をします。でもそんなに実際は使わない場合、その分の基本料金が余計に取られます。じゃあ使うときと、使わないときで基本料金を変えればいいですよね。昼間は500kw契約で夜は200wとか。その考え方が新電力の電気料金削減のコンセプトです。
次回はどのくらい下がるのか?を書きます。

節電の本音

元経産省完了の古賀氏のメールマガのページです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46293
要約すると、原発再稼働を含めていろいろな思惑が動いているから、気をつけとと言っていますが、我々にはあまり関係ありません。この記事から読まなくてはならないのは、安そうに見えて高い電気を購入していかん!ということです。
つまり節電プランとセットで電気を販売するので単価は上がると言うプランだって出てくるはずです。節電はいろいろなやり方がありますから、とても曖昧な言葉です。スマートメーターを使って監視をするもの節電ですし、「電気こまめに消しましょう」もそうです。いいことです。が、それが電力メニューとセットになって費用に乗ってくるのはおかしいのではないでしょうか?
昔からでんこちゃんがでてくるCMでは節電はテーマでした。違和感がないのですが、これがもし食品メーカーだとしたら、「あんまり食べないでね。太るから」みたいな話です。肥満と食生活は密接ですが、こんなCMしている会社はありません。
つまり、節電と電力単価は別物なんです。節電は政治、電気代は経済です。消費側がそこを考える必要はありません。最適な、一番安い電気を探しましょう。

高圧電力

電気には高圧と低圧があります(他にもありますが)で高圧と言われているものが一般的に事業用に使われる電気です。これは2000年から自由化されていて、すでに15年もやっているわです。その割には知られていませんよね。

2000年(平成12年)3月に特別高圧で受電するお客さま(原則2000kW以上)を対象に始まった電力の小売部分自由化は、段階的に自由化の範囲が拡大され、2005年(平成17年)4月より、高圧で受電するすべてのお客さま(原則50kW以上)に拡大されました。これにともない、供給システムが整備されました。

な感じです。これは電気事業連合会のWEBサイトです。

つまり新電力を使うと事業所などは電気が安くなるのです。なんでいまさらそんなことを、なんですが、来年の自由化の前にこの事業も免許制になります。そのためいろいろな制度が変わってくるので、事業用電気としてちょっとわかったことを記載しようと思います。