新電力で電気料金を下げるには、結構下がりやすい業種とあんまり下がらない業種、全然ダメな業種と実質3種類あります。
まず全然ダメな業種。例えばデータセンター。例えば冷凍倉庫。例えば電気炉を使っている工場。です。
データセンターと冷凍倉庫は24時間一定に電気を使っています。新電力は使っていない分の基本料金のようなものをマイナスして(小刻みに清算して)電気代全体を下げる仕組みですから、24時間一定に使っていて、隙間が無い業種は下がらないのです。それ以外にも24時間ほぼ一定に電気を消費する仕事はダメでしょう。
電気炉を使った工場はそもそも契約の形態が異なります。これは周知の事実ですが、工場用の電気は安いので下がりません。
じゃあどんな業種が適しているのでしょうか?
まず、夜やっていない、または夜しかやっていない。きっちり土日を休む。時間どおりに運営されている。ような業種です。例えば学校、同じように学習塾。オフィスビル。ただこれらは総量としてあまり多くありません。なので削減額はそんな大きくならないかもしれませんが、それでも削減率は大きな業種と言えます。
次回はこれの続き。