高圧電力

電気には高圧と低圧があります(他にもありますが)で高圧と言われているものが一般的に事業用に使われる電気です。これは2000年から自由化されていて、すでに15年もやっているわです。その割には知られていませんよね。

2000年(平成12年)3月に特別高圧で受電するお客さま(原則2000kW以上)を対象に始まった電力の小売部分自由化は、段階的に自由化の範囲が拡大され、2005年(平成17年)4月より、高圧で受電するすべてのお客さま(原則50kW以上)に拡大されました。これにともない、供給システムが整備されました。

な感じです。これは電気事業連合会のWEBサイトです。

つまり新電力を使うと事業所などは電気が安くなるのです。なんでいまさらそんなことを、なんですが、来年の自由化の前にこの事業も免許制になります。そのためいろいろな制度が変わってくるので、事業用電気としてちょっとわかったことを記載しようと思います。

TPOINTって????

東電がTポイントを導入するそうです。確かにおまけ文化が主流の今のマーケティングではTポイントは便利なおまけシステムです。ただこれ1%なんです。月に10000円払う電気料金で100円分のポイントがもらえることになります。ポイントの不思議なところで、これでなんかうれしい気がします。電力自由化で競争が激化するので、とりあえず今までやったことが無かったマーケティングやら販促やらを何でもやろう、そうだ!ポンタもある、一緒にやろう。という感じらしいです。

ここから推測できることは、来年の4月以降相当な激戦になるのでしょう。どんな激戦なんでしょうか?

それを今後このサイトのテーマに書いていきます。テーマは電力自由化と電気選びです。

だって相当な激戦だから損する会社もあり、得する会社もあり。前に書きましたが通信自由化の時のように大企業ができる可能性もあるのです。それと並行して、損する商品者、得する消費者も出てきます。

東電とユウセン

電力の自由化を受けての、東電の提携が毎週のようにニュースとして取り上げられています。これはユウセンさんとの提携です。ユウセンさんは昔、昔に有線放送というものがあったころにイケイケな会社でした。どこの喫茶店も有線放送が入っていて、音楽がその経由で配信されていました。最近はブロードバンドの会社になっているようですが、詳しくは知りません。もちろんこの提携の思惑は電力自由化後に東電がユウセンのお得意先である飲食店などに電力販売のサポートを受ける形でしょう。

http://news.mynavi.jp/news/2015/05/12/656/

電力自由化で一部個人の電気は携帯電話とセットになり、飲食店の電力は有線放送(あるのか?)とセットになる、もしくはユウセンさんが営業をするようです。

一部の個人とそれ以外はどう違うのでしょうか?

電力会社の提携

東京電力がいろいろな会社と提携しています。いままで、提携なんて全くやっていなかった会社がすごい提携ラッシュです。それだけ電力の自由化はチャンスが大きいのでしょう。まずはこれをご紹介。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1505/14/news075.html
いろいろなところで書かれていますから、見方もいっぱいです。でも結局は電気と電話のセット割が始めると言うことですね。ソフトバンクの携帯と東電の電気(おそらくソフトバンクの電気としてOEM提供するでしょう)をセットで購入すると合わせて月額1万円ぽっきり。みたな感じですね。電力の自由化で始める、わかり易い変化です。今までまったくの別物だった電気と電話がセットになります。家族で入れば電電ファミリー、昔のことを知っている人にしかはまらないおやじギャクです。
これから電気をめぐる提携をいろいろご紹介します。電力の自由化のビジネスチャンスを探りましょう。