13日からお申込みを受付いたします
ネコ電気のお申込みを5月13日より開始いたします。よろしくお願いいたします。
ネコ電気のお申込みを5月13日より開始いたします。よろしくお願いいたします。
前のポストで寄付電気について書きました。その中で、寄付電気とネコ電気がほとんど同時に思いついていると書きましたので、その説明です。
私は猫を6匹飼っています。2匹は保護団体さんの譲渡会から来ました。残りの4匹は自宅の駐車場で保護(6匹保護して2匹は里親さんに)しました。保護団体さんから来た2匹はそれぞれ別々の保護団体さんですが、とても一生懸命に保護と里親探しをしているのが印象的で、今でも時々寄付のようなものをさせてもらっています。言ってみれば、うちの子供の命の恩人ですから。寄付電気というものの概形がぼ~っと浮かんでいる時に、うちの2匹目を保護してくれたボランティアの方がコンビニの付近に住んでいる猫を一気に保護しました。相当無謀なヒトだな!と思ったのですが、TNR(去勢や避妊をしてもとに戻すこと)をした猫が交通事故にあったそうです。そしてそんなことが再度起きないように一斉保護にしたそうです。私も6匹の猫を自宅で保護しましたから、かかる費用は推測できます。たぶんハワイくらいはイケちゃいますね。でもやっちゃうのです。そして、その後に里親探しがあります。でもやっちゃうのです。それらにかかる費用とか寄付電気でボランティア団体さんに寄付できないだろうか?それがネコ電気です。ネコ電気だけだと広がり感が無いので、寄付電気としてその一つがネコ電気としました。これが寄付電気とネコ電気の始まりです。
この記事を書いているのは株式会社アイキューフォーメーション代表取締役の岩瀬です。詳しくはhttp://iqformation.comをご覧ください。当社は登録小売電気事業者として経済産業省から登録を受けた電力会社です。
今回「寄付電気」という商品を発売しました。寄付という行為は皆さんいかがでしょうか?なかなかハードルが高いのが実情です。というもの、一つがちょっと手間がかかること。そんなに多額の寄付をするわけではないので、寄付先(寄付金を受け取る方)が来てくれるわけではなく、振込とかすると1割くらい無くなったりして。そんな経験が私にもありました。それで、電気代の本来下がる部分を寄付に回して、毎月毎月寄付ができればいいのでは?と思いました。それが寄付電気の始まりです。第1号はネコ電気になりました。寄付電気とほぼ同時に思いついたのですが、猫や犬の殺処分ゼロ運動などはどうしても資金が要ります。寄付の弱点は毎月、毎年寄付される金額安定しないこと。この方法ならある程度安定して寄付が見込める、そんなアイデアを具現化しました。
お正月は都内でテレビを見ていました。東京ガスさんのCMでマイ電気を連呼してくれているので、ひょっとして間違ってこのサイトを閲覧している方もいらっしゃるのでは。このドメイン確か昨年の3月に取得しています。一緒.comも要りませんかね。東京ガスさん買ってください(笑)だって、
4日午前9時。東京都新宿区にある東ガスのコールセンターに問い合わせの電話が殺到した。聞き手の関心はガスではなく、この日契約の受け付けを始めた電気だ。2時間半で問い合わせは約300件にのぼった。
(5日日経新聞より抜粋)
2時間半で300件です。これって流したCM量から言ったら殺到している感じはないですが、おそらく着信がオーバーフローしたのでしょう。個人宅向け電気(低圧)市場は8兆円。ですがこれ純消費ですから相当デカいです。正月明けからCMはソフトバンクも売っていました。東急電鉄は駅張り等です。
前から書いているように電気だけではそんなに安くなりません。何とセットになるか、どんなおまけがついてくるか、がポイントです。基本1年縛りですから、4月までの間もしくは5月くらいまでにいろいろなメニューを比較して、一番安いところ契約すればいいのですが、携帯のように2年縛りと1年縛りが交錯していつ解約しても解除金がでる恐れもありますよね。
今はいろいろ見比べてみましょう。
ローソンも新しく電力販売をすることになりました。ダイアモンドパワーとポンタやっている何とかマーケティングと組んで、電気のコンビニ窓口販売をするようです。
ポンタはたしか1%の付与率です。だから20000円の料金を払うと200円貰えます。年間240円。この間書いた東京ガスが1万円ちょっとの家庭で5000円ダウンですから、たぶん本体(電気そのもの)も安くなって、だいたい5000円くらいと同じになるのでしょう。
おそらく、このパターンが主流になると思います。TとかBICとか世の中ポイントで溢れていますから、ポイント顧客を持っている企業はこの辺で投資回収の機会とみて参入するでしょう。
整理してみると
ポンタパターン:ポイント顧客にポイント付与、電気の値下げ含めて5000円/年のメリット
東ガスパターン:何かとセットで販売、たぶん携帯各社もコレ。ケーブルテレビなんかもそうですね
東急電鉄パターン:東急電鉄の何かとセットにしそう
ガソリンスタンドぱたーん:たぶんガソリンスタンドの会員と一緒で会員になるとちょっとやすい。みたいな。
こんなものなんでしょうか?
ぜんぜん面白くないです。
ちょっとやってもったいないからここでご披露していない、海外に事例はもっと多岐に渡り、企業側もリスクを取るようになっています。ドイツは前払い方式が結構あるようです。一括前払いするとその間は電気代が一定。為替も原油も関係ない。そういう奴が欲しいですね。自由化と言っているのですから。24万払えば電気代は払わなくてもいい、値上げとか関係ないみたいな。
電力自由化で問われるのはちょっと安くするとかではなく、消費者が得をするという視点が(損するかもしれませんが)必要ですよね。