寄付先が決まりました

寄付先が決まりました

ネコ電気の寄付先第1号が決まりました。福島の保護団体(NPO)「福猫舎」さんです。電気と福島は因果関係があります。そこで暮らしていた猫達はそれまでは家族として暮らしていました。でもあの事故で家族と離れることを余儀なくされ、今は猫福舎さんのお世話になっています。そんな猫達をあれからずっと面倒見てくれている猫福舎さんです。電気を媒介にして寄付を募る、ネコ電気としては真っ先にお願いしました。まだまだスタート間もないネコ電気なのでどのくらい力になれるかわかりませんが、ここは外せない寄付先と思い、お電話しました。寄付先について今後一定のルールを発表しますが、猫福舎さんとは長いお付き合いができればと思っております。

ネコ電気運営会社
株式会社アイキューフォーメーション
代表取締役 岩瀬喜保

寄付電気の意味

寄付電気の意味

寄付電気はなかなか面倒でできない、でもやんないといけないと思っていることをお助けする便利ツールになりたいです。

私は私が飼っている猫6匹のうち2匹はシェルターから来ました。前にも書きましたが、保護してくれた方やシェルターの方たちは命の恩人です。本人の猫はお礼をすることもできませんから、時々私が代わりにお礼しています。こんな御恩のある方にはそうすればいいのですが、漠然と自分と関係のない、でも猫という割と大きなくくりで何か支援をしようと思うと、なかなか腰が上がらないのが実際です。私のように保護活動をしている方のインスタグラムを見るのが趣味みたいな人は、いいかもしれません。でも、寄付ってちょっと手続きが大変だったりします。郵便局行ったり、クレカで払ったり。それも大変ですが、ちょっと悩むのは金額です。だいたいこういうものは3000円とか5000円とか切りのいいところでイキます。でも、ちょっと金額的に痛いかも。じゃあ500円という額だと、さっきの手続きの問題が。これは意外に皆さん共通なのでは。そう思っています。だから、寄付電気はネコ電気だけでなく、いろいろな寄付先を選べる寄付電気プラットフォームになりたいと思っています。実質は皆さんが月に4%を寄付して頂きますが、それにかかる手間はこちらで済ませます。電気代から確かにその金額をご希望の寄付先(猫達だったり)に寄付することで、きっといい社会が生まれていくと思います。家の電気を変えて社会を変えよう。これが初めに思いついたコンセプトです。

 

ネコ電気の内容その2

ネコ電気の内容その2

ネコ電気、いったいどこに寄付するの?

企画段階でこの件についてはいろいろ質問されました。たぶん、受付を初めた後に候補になっているボランティア団体を公表しようかと思っています。大きなボランティア団体は資金は割と集まりやすい環境です。でも、大きなところではできないような活動をされている団体さんもいっぱいあります。例えば福島県で震災の影響で連れて行ってもらえなった猫や犬を保護して、あれからずっと面倒を見ている方々とか。直後はいろいろ話題にもなりましたし、メディアも取り上げていました。私自身も寄付をした記憶があります。でも、反省すべきは、私はここ数年何もしていません。でも現状はそんなに変わっていないでしょう。ネコ電気は、もし忘れても私たちが寄付を続けます。時々このサイトを見てくれて、ご自身の寄付がどこへ行っているのか確認してくれればいいです。たぶん寄付先1号はそんな団体さんを予定しております。

ネコ電気の内容その1

ネコ電気の内容その1

ネコ電気は自動的に寄付ができる電力メニューです。寄付率は4%です。

4%というちょっと中途半端な数字ですが、理由があります。ネコ電気の寄付金の源泉は「本来下がるはずの分」です。いろいろな電力比較サイトなどを見るとよくわかるのですが、電気をたくさん使っているご家庭はたくさん下がって、あまり使っていないご家庭は下がる率の小さくなります。これは元になっている「従量電灯」という料金体系に原因があります。従量電灯(北海道から沖縄までそれぞれの電力会社が持っています)は最も一般的なメニューです。3段階に分かれています。120kWhまでが19.52円/kWh,120~300kWhまでが26円/kWh、300kWh以上が30.02円/kWh(東京電力の場合)です。あれっ?と思いませんか。これってたくさん使うと単価が上がるメニューなのです。理由は諸説ありますが、少量は社会保障的にインフラを利用してもらうため、たくさん使うといわゆる税的な意味で需要者負担が大きくなる、そんな利用なのでは。そのため、元々少ししかお使いでない方は4%下がりません。もうちょっと使っている方も4%下がるかわからないゾーンがあります。そのため4%という数字を算出しました。また、10A、20Aのご提供は控えさせていただいております。また、現在従量電灯ではなく、例えばオール電化を対象にした電力メニューをお使いの方は従量電灯と同額に戻るので電気代が高くなります。この辺もご注意いただき、ご質問があればいつでもお問い合わせください。

ネコ電気について

ネコ電気について

前のポストで寄付電気について書きました。その中で、寄付電気とネコ電気がほとんど同時に思いついていると書きましたので、その説明です。

私は猫を6匹飼っています。2匹は保護団体さんの譲渡会から来ました。残りの4匹は自宅の駐車場で保護(6匹保護して2匹は里親さんに)しました。保護団体さんから来た2匹はそれぞれ別々の保護団体さんですが、とても一生懸命に保護と里親探しをしているのが印象的で、今でも時々寄付のようなものをさせてもらっています。言ってみれば、うちの子供の命の恩人ですから。寄付電気というものの概形がぼ~っと浮かんでいる時に、うちの2匹目を保護してくれたボランティアの方がコンビニの付近に住んでいる猫を一気に保護しました。相当無謀なヒトだな!と思ったのですが、TNR(去勢や避妊をしてもとに戻すこと)をした猫が交通事故にあったそうです。そしてそんなことが再度起きないように一斉保護にしたそうです。私も6匹の猫を自宅で保護しましたから、かかる費用は推測できます。たぶんハワイくらいはイケちゃいますね。でもやっちゃうのです。そして、その後に里親探しがあります。でもやっちゃうのです。それらにかかる費用とか寄付電気でボランティア団体さんに寄付できないだろうか?それがネコ電気です。ネコ電気だけだと広がり感が無いので、寄付電気としてその一つがネコ電気としました。これが寄付電気とネコ電気の始まりです。

寄付電気について

寄付電気について

この記事を書いているのは株式会社アイキューフォーメーション代表取締役の岩瀬です。詳しくはhttp://iqformation.comをご覧ください。当社は登録小売電気事業者として経済産業省から登録を受けた電力会社です。

今回「寄付電気」という商品を発売しました。寄付という行為は皆さんいかがでしょうか?なかなかハードルが高いのが実情です。というもの、一つがちょっと手間がかかること。そんなに多額の寄付をするわけではないので、寄付先(寄付金を受け取る方)が来てくれるわけではなく、振込とかすると1割くらい無くなったりして。そんな経験が私にもありました。それで、電気代の本来下がる部分を寄付に回して、毎月毎月寄付ができればいいのでは?と思いました。それが寄付電気の始まりです。第1号はネコ電気になりました。寄付電気とほぼ同時に思いついたのですが、猫や犬の殺処分ゼロ運動などはどうしても資金が要ります。寄付の弱点は毎月、毎年寄付される金額安定しないこと。この方法ならある程度安定して寄付が見込める、そんなアイデアを具現化しました。